【ハワイ王国はドラマチック】
歴史なんて面白くないよ、という声が早くも聞こえてきそうです。
私もそう思っていたし、日本の歴史もよくわからない。徳川15代、言えません。
ハワイが王国だったこともよくわかってなかった!
ハワイはパンケーキとガーリックシュリンプを食べて、ウミガメを見て、パイナップル型のクッキーを買う。
それでいいじゃない!
そうですね。
旅行なんだからいっぱい楽しむこと、大事です。
でもハワイ王国で実の兄、妹のロマンスがあったと聞くと、少し興味がわきませんか。
そんな下世話な話、ナンセンス!
そう言わず、お付き合いいただけませんか。
ではハワイの王族に日本人の血が流れているかもしれない、と言ったらどうでしょう。
どうせ作り話でしょう。。。
いえいえそうでもないんです。
とりあえずさらっと「ハワイ王国」についてお話しさせてください。
【ハワイ王国はわずか98年】
さらっといきます。
ハワイ王国の歴史は98年。8人の王が治めました。
カメハメハ大王は複数のアリイ(首長)が治めていたハワイ諸島を統一した人。
ジェームズ・クック(英)のハワイ諸島発見により、ハワイは西洋と関わりを持つようになり、カメハメハは西洋から入手した武器を用いてハワイ王国を建国。
しかし98年後にアメリカ人により王国は転覆させられて終焉。
最後の王はリリウオカラニ女王。
ここまで大丈夫ですね。全然難しくないですよね。
少しだけ掘り下げましょう。
【ハワイ王国の王は8人】
初代はカメハメハ大王。
2番目と3番目の王はカメハメハ大王の息子。
4番目と5番目はカメハメハ大王の孫。
ここでカメハメハ大王の直系の王は終わります。
何が起こったのか。
6番目はなんと選挙で選ばれた王。
なぜ選挙?
7番目の王も選挙で選ばれました。カラカウア王。
そして最後の女王はカラカウアの妹。
ここでちょっと割り算をしてください。
ハワイ王国98年を8人の王で割ると、平均在位期間は約12年。
短いと思いませんか。
実は98年中、約30年を一人の王が治めていてこの王を除くともっと短くなります。
なぜ王の在位期間が短いのか。
これも気になるところですね。
【今日のまとめ】
この写真はハワイ州旗。かつてのハワイ王国旗です。
このハワイ王国旗をデザインしたのはカメハメハ大王と言われています。
左上にはユニオンジャックがあります。
これはクック(ハワイ諸島を発見した人)が持っていたイギリスの国旗を見て、カメハメハがハワイにも欲しいと思ったところから始まっています。
1893年、今から127年前ハワイ王国は滅亡しました。
日本は明治時代ですね。
これからハワイ王国で何が起こったのか、少しずつ紹介していきます。
わかりにくい時は質問してください。
ロマンス、悲劇、愛憎、、、
いつの世も同じ。
楽園ハワイで生きた高貴な人々。
ハワイの王族も誰かを愛し愛され、泣いて笑って生きてきた。
ハワイ王国の人間ドラマを書いていきます。