ハウマーナ

ハワイの映画

正直に言ってあまり期待して観た映画ではないのです。

Hulaのことはわからない。

ハワイのこと大好きで色んなこと、勉強したいと思っているけれど、これだけは手を出せないと思っているのがHula。

しかもKaneダンサーの物語。

ポスターもあんまり好みじゃなくて、知っていたけど、まあいいやと思って観ていなかった。

でも観てよかったです。

ネタバレになるので映画の内容のことはあまり触れないことにしますが、ハワイの映画だから景色が綺麗です。

部屋の中から窓越しに見えるちょこっとした景色さえも美しい。

そして劇中流れる音楽がとてもいい。

ジョニーケアロハ

この映画の主人公の名前、ジョニー・ケアロハ。

なんとも頼りない、それが第一印象なのですが、なぜか憎めない。
どんどん惹かれていく。

くしゃっとした笑顔。
説得力ないのに、Hulaの真髄を時々語り、それがジンとくる。

彼が刻むイプヘケ、というのかな、のリズムが耳から離れない。

ワイキキの景色もちょこっと出てきますが、観光地ではないハワイがたくさん見られる映画です。

全然Hulaのこと、わからない私にとっては、聞いたことしかなかったこと、例えば山にHulaを踊るのに必要な植物を取りに行くとか、レイを編むとか、そういうシーンも見られたのは嬉しかったです。

Hulaの、しかもKaneのHulaはハワイの文化の中で私にとって一番遠いところにあったもの。

でもこの映画のラストシーンのKaneのHulaは踊りも衣装も素敵でした。
思わず一緒に拍手をしていました。

Hulaというと女性がハワイアンミュージックに乗って踊るアウアナが、私たち観光客には馴染深いものですが、それが一切出てこない、チャントとともに男性が踊るHulaの映画。

ケアロハ、とてもとても好きになりました。

まずは予告編をご覧ください。

エンドロールとともに流れるロバートカジメロの美しい歌声はこちらです。

映画をまだ見ていないから観てみたい、観たけどまた観たいとい方はこちらからご覧いただけます。

映画の音楽はこちらから。

今日は雪が降った東京。
ハワイの映画で心は温かく過ごすことができました。

Mahalo！！