ワヒネとともに飛ぶハワイアン航空
ハワイ五十音、「つ」は翼。
ハワイへ行くのに必ず乗るといってよいもの、飛行機。
日本からも何社も航路を持ち、鶴さんや亀さんなど1日に何本も飛んでいました。
ハワイアン航空のトレードマークはこのワヒネ。彼女の名前はプアラニさん。プアラニさんと一緒に太平洋を渡る旅です。
海では船の先端に女神像が据えられているのをよく見かけますね。
理由は色々あるようですが、海の神様は男性なのでその神様に気に入ってもらえるように=安全に航海ができるように、という意味合いだそうです。
ハワイの空の神・ワケア
ハワイの空の神様といえばワケア。
大地の女神・パパとの間にハワイ島やマウイ島などの島がふたりの子供として生まれています。
しかしワケアはパパと結婚していても他の女性にも興味をもつ、ちょっと浮気者の神様でもあります。
モロカイ島はワケアと女神・ヒナとの間に生まれたとされています。
ワケアはきっとこのプアラニさんの美しい横顔がハワイの空を通るたびにいつ声をかけようかと見つめているのではないでしょうか。
プアラニさんはハワイの空の神に守られて飛行していて、船の先端に飾られた女神像と同じ役割を果たしているのではと思います。
次回はハワイの「て」。
「て」はハワイを大きく近代化へと導くきっかけとなったものをご紹介します。